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「虹色のベジタブルグリル」
野菜の魅力を最大限に引き出す、世界一、簡単な方法

美味しく健やかな料理を極めて、自らの生死をわけるほどの食アレルギーを克服。現在、45歳にして自分史上最高に愛に満ちて幸せな日々を送っている、Vege料理家の秋場奈奈さんが、旬の野菜を使った、簡単でユニークなレシピを紹介する本連載。今回は、究極のシンプル料理ながら、見目麗しく、感動的に美味な一品。シンプルだからこそ、作り手の個性や感性を自由に行かせるのもポイントです!

第5回Vege Recipe

「虹色のベジタブルグリル」 野菜の魅力を最大限に引き出す、世界一、簡単な方法。

秋場奈奈さん

こんにちは、秋場奈奈です。本連載は、「旬の野菜をたっぷり使った、簡単でユニークなレシピ」がコンセプトですが、今回は、そのコンセプトにもっともぴったりな一品だと自負しています。「虹色のベジタブルグリル」という名前の通り、色とりどりの野菜を並べて焼くだけ。

昔から定番の料理ですが、最近、SNSなどではオーブンに野菜を並べて焼くのが人気だと聞きました。

もちろん、オーブンでも良いけれど、奈奈式は、鉄鍋がベスト。

火と鉄は、あらゆる面において相性が最高に良いのです。まず、鉄鍋は、オーブンよりも圧倒的に鉄分が取れます。

それから、何と言ってもびっくりするほど美味しくなる! 鉄鍋に洗った野菜をそのまま入れて蒸すように焼くと、野菜それぞれの旨味が最大限に引き出されます。

ロッジ社のスキレットなどが有名ですが、薄手ではなく厚手の鉄鍋なら他社のものでもオーケー。不思議なことに、厚手の方がより旨味が厚くなるんですよね。遠赤外線効果が高まるのかもしれません。

焼く時に強火はNG! 中火と弱火で調整しながら蒸し焼きにしてください。

これは他の料理でもほぼ一緒です。なぜなら、強火や高音調理をすると素材の資質が変化して、栄養価も下がってしまうんですよね。

最後に、本レシピのもう一つのポイント。それは、自由に自分の感性を使って作ること。

本やWEBでレシピを読むときに、調味料の量から作る過程まで、事細かに知りたいと思う人って多いですよね。例えば、レシピに「塩......適量」と書いてあったら、「適量ってどれくらいですか?」って質問する人。

失敗しないために知りたい気持ちもわかりますが、私はポイントさえ押さえたら、あとは個々の自由な感覚で自由に作って欲しい。トライ&エラーしながら"自分の味"を見つけてもらいたいなと思うのです。そうすることで自然と料理に必要な感性は磨かれていく。しかも、自分の味が見つかるってすごく嬉しくて楽しいことですからね。

このレシピは、料理の感性を磨く良いレッスンになるんじゃないかなと思います。

材料(2人分)

  • 旬の野菜
    (何でもOKですが、この日、使った野菜を紹介します。ちなみに、お肉を入れても美味しいです)
    ブロッコリー、
パプリカ、プチトマト、プチじゃがいも、ぺコロス、
ミニかぶ、
ヤングコーン、ラディッシュ、ししとう。
  • ニンニク
  • タイム(オレガノやローズマリーでも)

  • 塩
胡椒

  • オリーブオイル

作り方

  1. 1.野菜は食べやすい大きさにカット。プチサイズの野菜は丸ごとのままでOK。
  2. 2.フライパン(できれば、鉄製。もしくはオーブン)に、色とりどりの旬の野菜を絵を描くように気持ちで、自由に楽しく並べて、すりおろしにんにくを散らす。
    並べる時のポイントは、高さを出すこと。立体的になるとゴージャスで見栄えが良くなります。
  3. 3.塩、胡椒、タイム、をまんべんなく振りかけ、オリーブオイルを2周くらいかけて蓋をして弱火~中火で15~20分ほど焼いて完成。
  • 究極シンプルな調理と最低限の調味料なのに、火と鉄の力はもちろん、隣り合った野菜同士の旨味が混じり合って、驚くほどおいしくて、毎回使う野菜によって特別な味に仕上がります!

奈奈's キッチン・ミニコラム。

「塩もレインボーカラー! 美味しい塩を揃えよう」

美味しい塩が大好きです。我が家には、真っ白な海塩はもちろん、赤黒い岩塩も、塩を梅酢と合わせたピンク色の塩、それから岩塩でもブルーの綺麗な塩も取り寄せてあります。そう、塩も虹のように七色あります。

それぞれ、味も栄養価も異なるから、料理に合わせて、どの塩がいちばん相性がいいのか、試すのもまた楽しい。

ちなみに一押しは赤黒い岩塩です。マグマに焼けた塩なので還元力が強く、温泉卵のような、硫黄感のある味がします。独特な旨味感があり、肉や野菜料理によく合います。料理教室で生徒さんたちに教えると、大抵夢中になって、「欲しい!買いたい!」と頼まれるので、私はこの岩塩を定期的に大量に取り寄せているのです。今回のレシピのようにシンプルな調理にも抜群の相性です。機会があればぜひ、赤黒い岩塩を楽しんでみてね。

塩というと、日本では、減塩神話が根強いけれど、私は減塩しすぎるよりも、必要量は摂取していいと思う派です。物が腐らない方法は、「塩漬け」「砂糖漬け」「アルコール漬け」の3つだけ。人間の体液の0.9%は塩分ですし、人も塩分が足りないと腐りやすいというか、化膿しやすくなったりするんですよ。

それから、料理するという点においても、塩はしっかりめに効かせた方が、素材の美味しさが引き出される場合が多い。

摂りすぎは良くないけれど、質の良い美味しい塩は楽しんで摂取して欲しいなと思います。

PROFILE 秋場奈奈

Vege料理研究家・健康食研究家

幼少期からアレルギーでアトピーやハウスダスト、植物、動物、花粉などに悩まされ、アナフィラキシーショックで生死をさまよったことから、体質改善のため、健康と食を学び研究して、アレルギーを克服。野菜や発酵酵素食を中心とした料理家として活動している。料理教室、ワークショップ、レストランアドバイザーとしても活動中。著書に、「Vege料理家・秋場奈奈の美味しごと、仕込みごと」(ワニブックス)

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「虹色のベジタブルグリル」野菜の魅力を最大限に引き出す、世界一、簡単な方法

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Photo/ 露木聡子(レシピ)、山下みどり(人物)

TEXT/ 芳麗

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